波間にたゆたうように


心地よく聞き流していたマック・ミラーのアルバム【FACES】。


特別な思い入れはなかったのだが


中盤で流れたこの曲。



イントロでいきなり心を掴まれた。


ひっそりと控えめな「静」のピアノ。


美しく寂寥感のあるその音色にとても惹かれる。


魔性のごとく傑出している。


あまりにも魅惑的だ。


いや、それもそのはず。


サンプリングの元ネタがすごいんだもの。


"In A Sentimental Mood"
デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン


ジャズはズブの素人、まったくのトーシローな私でさえ


彼らがジャズ史上屈指の存在であることは存じ上げております。


シンプルなピアノのリフレインに、やがて溶け込むようにかぶさるサックス。


染みわたります…



▼インストゥルメンタル


"Diablo" Mac Miller

Everybody got dead homies.


「これは独り言だが」

きみは何も見なかったし、何も聞かなかった。いいな?

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