無礼者を食す

テレビシリーズ【ハンニバル】。


 マッツ・ミケルセンに5億点。



博士の悪魔的な魅力と、丁寧に作り込まれた美しくも残酷な映像に惹かれて見始めた。 


 だが、次第にある種の違和感を覚えるようになる。


 __ えっ、もしかして博士とウィルの歪んだ愛憎BL? 


 __ えっ、博士ってそういうキャラなん…?


私の戸惑いをよそにエピソードを重ねるにつれ違和感は増すばかり。 


 トマス・ハリス原作の、あのハンニバルとしか思っていなかった私は、いわゆる「腐向け」な要素を多分に含んでいるという大きな特徴をつゆほども知らなかったんである。 


 なんという誤算。 


 シーズン3のクライマックスは私なんぞ入る余地のない世界にうっかり紛れこんじゃった感に


 __ あっなんか色々すみません… 


 いたたまれない気持ちでいっぱいになりながらの観賞であった。 


同性愛に対する否定感はまったくないのだが、セクシャリティ以前に「この2人くっつける意味…」と疑問を感じてしまって。


人物設定を使った二次創作物として全力で割り切る覚悟が要る。


まあハマる人はどっぷりなのだろう。


そんなこんなで残念ながら結果的に自分には合わなかったが、マッツさんのレクターは文句なし。


ほんまかっこええです♡




あとウィンストンが可愛かった。


かっかわゆ…!

「これは独り言だが」

きみは何も見なかったし、何も聞かなかった。いいな?

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